「コブの涙」

先月末から今月にかけてつくった新作「コブの涙」ができあがりました。

来月下旬にminneで販売予定です。

駱駝のコブにはひとの流しそびれた涙がたまっている。

という思いつきのもとにできあがった「コブの涙」

主人公は駱駝に逃げられた紳士です。

さてはて駱駝を取り戻すことができるでしょうか。



9月の晴れた日に、光で景色を飛ばす遊びをしていたところに生まれた本です。

光と影、白と黒。

黒がきれいに映るよう、真っ白な紙を選びました。

本には三種類の白い紙を使っています。表紙カバー、見返し、本文。どれもなじみのいい手触りです。三種類の質感の違いを愉しんでいただけます。特に今回気に入ったのは、表紙カバーのクラシックコムルスという、縦に柱状の凹凸のある紙。凹凸の分、印刷がどうなるか、やってみないとわからない状態でしたが、黒の乗りがよく、きれいに映りました。

全35冊のうち、10冊をminneへUP予定です。


また、今回写真をつかった本を電子書籍にしてみたく、やってみているところです。

noteにてフライング投稿しています。電子版と紙版ではレイアウトがやや異なります。

紙版では印刷をきれいに出すことを第一にしています。

フライング投稿もよろしければ見てやってくださいね。

▶︎note「コブの涙」


さて、11月は下旬のminne販売に向けた準備などを進めていきます。新作のほかにも、旧作も数点販売する予定です。立春くらいまでの冬季限定販売にしようかなあと考えています。お客様の冬のお供になれたらいいなあと願っています。