春のイベント出店のためにおやすみしていたウェブショップを再開しました。
ご不便をおかけしました。
おかげさまで、つづがなく出店を終えることができました。
先日ブログでお知らせさせていただいた通り、送料の見直しを行いました。
クリックポスト185円に梱包材料分を乗せし、送料200円とさせていただきたいと思います。
申し訳ありません。ご理解いただけますと幸いです。
さて、ウェブショップ再開とともに、新作『オーオーのおままごと食堂』も販売開始しました。
子どもの頃の、夏休みや、冬休み、そんな懐かしい雰囲気の本です。
わたしは自分のなかに小さな子どもがいて、たぶん男の子で、その子がもくもくとお絵描きしたり、おはなしを空想したりしています。
それで、その子が自由に創作して遊べるように、わたしという大人が外の世界と折り合いをつけている。
そんなイメージでずっと暮らしています。
だから、『かくらこう』というペンネームは、わたしであって、わたしではない感じです。
そんなわけで、本名で創作しようとしてもしっくりこないし、対外的なイベント出店などでは『屋号プラス本名』で名乗っています。
かくらが自由に楽しく思いついたものを、大人のわたしが、外に橋渡ししている感覚。
わたしだけじゃなく、自分のなかに、そんな存在を持っている人はきっとたくさんいて、『オーオーのおままごと食堂』はそんな〈なかの子ども〉に向けた本のような気がします。
多分、オーオーはかくらの友だちなんだろうなと。
オーオーは、言葉をなくしてしまった子どもです。
おおむね気のいい子ですが、いやなことがあればちゃんとむくれたりします。
基本的には楽天家、晴れた空にゆうゆうと吹き抜ける風みたいなイメージです。
なんの確かな頼りもない状態で、義務はなく、ただ、存在そのものの関係性で、オーオーが見る世界。
そういう本です。
オーオーの名前は、ハワイオーオーからもらいました。
ハワイオーオーは絶滅した鳥です。うつくしい羽を求めた人間に乱獲されて絶滅したそうです。
ものの本によると、トゥークトゥークとうつくしい声で鳴くそうです。
本作にも、この鳴き声の鳥の話をおさめました。
実は、以前書いた『ブロッコリーのはなし』の作中話にもハワイオーオーについて書いたことがあります。
どうしてか、気になる鳥です。
うつくしさのために人間に滅ぼされてしまった鳥。
なんでしょうねえ、人間に滅ぼされた動物、おいしすぎたり、警戒心がなさすぎたりで、人間の見境のない欲という罪をまざまざと見せつけられて、胸が重くなりますが、その重力に引きこまれます。
オーオーも、なにかの均衡が崩れたら、簡単に失われてしまう存在なのかもしれません。
話がとりとめもなくなってきましたね。
おつきあいいただき、ありがとうございました。
そんなこんなの『オーオーのおままごと食堂』、オーオーと仲良くしていただけたら幸いです。
