「貸し銀かりてつくる会」ご参加ありがとうございました

8月13日、仙台市宮城野区五輪にある駄菓子屋「よしぎの」さんの貸し部屋「貸し銀」で、ワークショップ的なことを行ってきました。

 

 

今回はですね、お世話になっている先輩が、あたらしくアンシェントメモリーオイルのワークを始めるということで、そのお祝いに企画したものです。

 

ずらりと並んだオイルたち。

眺めるのも楽しいです。

植物や石もはいっているオイルがあります。

 

ペンジュラムを使って、潜在意識に必要な要素を選んでもらうという流れでつくります。

なので、まずはペンジュラムの使い方から練習です。

 

私が最初にペンジュラムを教えてもらったとき、ぜんぜん回らなくて、ひとり落ちこぼれ状態でした。

ほかの参加者の方は、サクサクすすんで、ケーキとか食べ始めてですね、最後までひとりで……。

いえ、恨みなんてそんなことは!

 

練習では、確実にペンジュラムが「イエス」に回るか確認するための質問をされるんですけど、

「私の名前は〜です」という質問に、私はイエスに回らなかったんですね。

「自己一致していない場合はイエスにならないこともある。筆名ではどう?」と言われて、

「かくらこうです」といったらイエスにペンジュラムが回ったということがありました。

ああそうなの、と思いました。

おもしろいですね。


そうして、まずは願いごとの選定から行いました。

願いごとはこれだ! っていうのを、紙に書いて、潜在意識にペンジュラムで確認するんですね。

「おっけー、それだよねー」ってイエスに回る場合と、

「え、ちょっとちがうでしょーよ」って回らない場合とあり。

抽象的なことではノーで、具体化していかないとイエスにならないこともあり。

自分の望みを掘りさげる作業。

目標も持ちやすくなりますね。

そうすることで、達成のために自分がどうしようかと、脳の余白で考えはじめるんじゃないかな。

願いを意識化することで脳が対策を練り始める効果もあるんじゃないかなあと、私は考えています。

 

そうしたら、願いごとを叶えるためのオイルを3〜4本選びます。

オイルを選ぶとき、それがどんな効果のボトルかはわからないんですね。

それで、選び終わってから、「このボトルはこういうもの」っていう、説明の記されたカードをいただいて、願いに対して、どんなことが必要なのかっていう考察や解釈をするんですね。

結構納得するんです。

 

選んだオイルをスプレー容器へ全部いれて、水で割って特製ブレンドの完成。

普段自分では選ばない香りになるので、確かに不足の要素なのでしょうね。

今回私がつくったものは、呪術的な香りに仕上がりました。

森の奥の暗い場所でこっそり祈りのステップを踏むような香り。(伝わりにくい!) 

 

メモリーオイルは齋藤裕子さんのところで随時ワークを開催されるので、仙台近郊で興味のある方はどうぞー! 

 


メモリーオイルにひきつづき、後半に「ころがる本をつくる会」を行いました。

テーブルが一気に混沌の渦と化しました。

トランクに詰められるだけ、いろんな紙や道具を用意しました。

コラージュ素材も新しくつくって。

 

(トランク、イベントへ持っていくときの数倍重かった。

重さでコントロールできなくて、駄菓子屋さんの中庭にある灰皿をひっかけて倒したりして、ご迷惑をおかけしました)

 

みなさん、混沌から自分に必要なものを短時間で上手に拾いあげてくれました。

すばらしいですね。

1時間半という時間のなかで、それぞれ自分の世界に没頭されていました。

願い事を視覚化したり、好きなものをつめこんだり、海の詩情ただようすてきな作品をしあげたり。

 

最後にそれぞれの「ころがる本」についておはなしして、みんなで共有しました。

細かいところまでモチーフに意味あいをこめていて、どんなものにも、そのひとの内面が宿るということをまざまざと見せていただきました。

人間っておもしろい。

「糊で手がべたべたなんて子供のとき以来」とか

「ものをつくるのはすきだから楽しかった」とか

「また呼んでください」とか

その時間を楽しんでいただけたみたいだったのでなによりです。

 

無心になにかをつくって、さらにそれを人へ向けて表現する時間と場所があるのって、ちょっといいなと思います。

内側のものを外へ出す。

表現する。

これは生きる助けになるんじゃないかと思うのです。

どうでしょうか。

「上手にできることだから、つくる」のじゃなくて。

どんな形にでも表現することは、それ自体が人間の欲求の気がします。

それを認めあえる安全な場所を、またつくれたらいいなあと思いました。

 

なにはともあれ、参加いただいたみなさん、どうもありがとうございました。

機会がありましたら、またどこかで!