春ですね。
5月1日は文学フリマです。前回11月は参加できませんでしたが、今回は新作を持って参加します。
こつこつと本をつくり、無料配布をつくり、名刺をつくり。
着々と参加の準備を整えております。
今回初おひろめになりますのは、昨年電子書籍でつくった「ミドリコ、」の紙版です。
紙はやっぱり、いいですね。
おはなしを紙が広げてくれる感じがします。
「ミドリコ、」は海辺の町が舞台です。
繰り返す日々のなか、忘却の波にさらされながら、なくしたくない記憶を守ろうと逆らうミドリコのおはなし。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=372x10000:format=jpg/path/s36b76d045921e1f5/image/i8668ed1bce8d069a/version/1461141999/image.jpg)
繰り返す日々を波のような本文に綴じました。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=372x10000:format=jpg/path/s36b76d045921e1f5/image/i4e46ad6de48cb3ce/version/1461142075/image.jpg)
白い月面模様の表紙の窓から見えるのは、いつかの遠い海。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=380x10000:format=jpg/path/s36b76d045921e1f5/image/i56e8097649f150dd/version/1461142153/image.jpg)
文学フリマ用に10冊仕立てました。
minneには6月の夏至UPを目指して作成しております。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=338x10000:format=jpg/path/s36b76d045921e1f5/image/ibc8b8de283e207b8/version/1461142423/image.jpg)
文学フリマへは「コブの涙」も持っていきます。
背中のくぼみ地帯には、駱駝が住んでいて、駱駝のコブにはひとの流しそびれた涙が貯まっている。
駱駝に失踪された「僕」は涙が止まらなくなってしまう。という、おはなしです。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=380x10000:format=jpg/path/s36b76d045921e1f5/image/i185471103cd5cdff/version/1461142641/image.jpg)
文学フリマには初出「コーヒートリのつくりかた」も持っていきます。
ごきげんさんの時には「ヒーコー!」と鳴きます。コーヒー豆からつくるコーヒートリのつくりかたです。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=418x10000:format=jpg/path/s36b76d045921e1f5/image/iffdbc644a5d7393d/version/1461142882/image.jpg)
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=418x10000:format=jpg/path/s36b76d045921e1f5/image/id73f13568dc3f295/version/1461142909/image.jpg)
そして恒例の文フリ限定テガキマメホン。
今回もTwitterのおはなしを一冊ずつ手描きで豆本へ封じました。
20冊ご用意いたしました。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=438x10000:format=png/path/s36b76d045921e1f5/image/i9c888dfa44fa7217/version/1461143055/image.png)
最後にフリーペーパーのご紹介。裏には掌編「人魚の涙」を載せました。
会場のチラシ置き場と、ブース「シ13」に用意しますので、ご来場の方はどうぞポケットへ入れていってやってくださいね。
今回の文学フリマにはクルミドコーヒーさんが飲食でも出店されるということで、とても楽しみ。
行ってみたかったんだあ、クルミドコーヒー。
飲んでみたかったんだあ、クルミドコーヒーの水出しコーヒー。