アカパナの手紙 とくべつパン

2017年10月6日に販売を開始する「アカパナの手紙」

特別装丁版の「とくべつパン」限定生産15冊ができあがりました。

アカパナの手紙ではふかふかの白パンが登場します。写真はそんな白パン同様に、できたて焼きたての手製表紙本です。

 

とくべつパンは、本文はオンデマンド印刷でお願いして、表紙を手づくりしています。

今回の本のテーマは「手紙」です。

表紙を封筒に見立てています。

 

1、手紙みたいに開ける本

2、封筒らしく溝のない表紙

 

以上を形にしてみました。

 

溝のあるのが普通の表紙。

溝なしにするために、芯材の削り方や接着の仕方にひと手間かけています。

 

表紙の芯材です。厚い紙をカットカットカット。
表紙に凹みをつけるための印
芯材の上に貼る紙や、本文と接着するための準備をカット。
左2つが表紙パーツ。右側が本文パーツです。
切り抜いたあと、端を斜めにカットして四方をやすりがけして整えます。
はぎとります
表紙の芯材と紙を貼って、本文と接着していきます
ふたつのパーツを接着させてできあがりになります

手紙なので、手書きのタイトル文字に。

手紙の裏風の裏表紙。


上からの眺めです。

こんな感じに開けます。


せっかくなので、切手も3種類つくりました。

「時計塔の街」

「シャツ」

「アオガエル」

それぞれおはなしのなかに出てくるものです。

お客さまには好きな柄を選んでいただきたいなあと思っています。

(絵柄の数にそれぞれ限りがありますので、お早めにどうぞです)

 


とくべつパンは手にしたときにずっしり詰まった感じがあります。

ぜひぜひ手にしていただけたら嬉しいです。

どうぞよろしくお願いいたします。