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おかしな手製本『エンゼルドーナツ』9/21販売はじめます

たぶん「ちょっとめずらしい本」をつくりました。

フェルトでつくったドーナツで、ジャバラの本文をサンドした、手づくりの本です。 

 

「とにかくドーナツ型の本をつくりたい。ドーナツを食べると、ちょっとホッとするから」

そんな、ドーナツありきな気持ちでつくりました。

その辺には売っていない、ユニークな一冊。

ひとつひとつ、コーティングがちょっとずつ違いまして、すべて一点物。

 

肝心のなかみはドーナツらしく、読んでホッとするものがいいな。

「なんとなくつまらない、楽しくない、さみしい」

そんな心に食べてもらえたらいいな。

と、思って『天使の頭に浮かぶドーナツ』のおはなしを書きました。

 

 

そして今回、ドーナツ2個でジャバラの本文をサンドした結果、クリックポストでお届けできる厚み3cmを上回ってしまいました。

レターパックライトでお届けできる4cmも上回ってしまいました。

レターパックプラスでのお届けとなります。

しかしながら、A4サイズのおさまるレターパックプラスに、ドーナツ1個では、申し訳なく思いまして、

新たにおはなしをひとつ作りました。

『am3:00ドーナツを揚げる』です。

失敗つづきの〈わたし〉がドーナツづくりに失敗した天使と出会って、いっしょにドーナツをつくるおはなしです。

 

ドーナツ好きなだれかへ。

さみしがり屋のだれかへ。

ひとりが心細いだれかへ。

 

届きましたら幸いです。

 

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『エンゼルドーナツ / ツバサキッチン手づくりお菓子 ないしょのレシピ』

 

……ふかふかの雲をおたまで掬いとって、月の光を挽いた粉と合わせ、トロリととろける夕日をひと匙落とし、古今東西から取り寄せた詩情を混ぜてこねたなら、ドーナツ型でくり抜き、こがね色になるまで揚げる……

 

それが私たちツバサキッチンの『ほのかなひかりリング』のレシピ。ドーナツに目のないエンゼルが頭上に浮かべるリングの正体です。

小腹が空くと、ひとくちもぐもぐ、ふんわり笑顔。

 

エンゼルたちは、地上のドーナツも大好き。あまーい匂いにつられて、ついついふわふわ飛んでいくこともしばしば。

 

でも、悲しいことに、彼ら、お金を持っていないのです。

 

だから、もしもあなたがドーナツを用意してくれたら、彼らはとっても喜びます。

 

さみしさの湖に影もなく佇むような夜にこそ、お好きなドーナツを前にして、きゅうっと目をつむり、エンゼルを呼びましょう。

 

「エンゼルさん、おいしいドーナツ、一緒にいかが?」

 

(本文より抜粋)

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◆材料:フェルト 紙(本文:バフン紙・ハーフエアなど/台紙:GAファイル)

◆ジェットインクプリント 本文カラー

◆ウェブ販売限定付録冊子『am3:00ドーナツを揚げる』(A5判/8ページ/三つ目綴じ)付き

 

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