ここ数日で涼しさではなく寒さを感じるように変わりました。
昨日はちょうどお休みの日だったので、朝から冬支度。
押し入れにしまっていた布団類をランドリーに持ちこんでじゃぶじゃぶお洗濯。
片づける前に洗濯していたから再洗濯はいらないか?と毎度思いますが、夏のあいだ押し入れで湿気を吸い熟成した布団をそのまま使うのはやはり嫌ですね。
猫さんがアレルギーでも発症したらかわいそうだし。
除湿剤を頻回に交換する夏。ゼリーや水状になるたぷたぷの除湿剤。湿気は邪気だと思っています。冬の風は骨にしみますが、からりとするのは気持ちがよいこと。
乾いた風で塵も邪も吹き払ってもらえるのはありがたいです。
日々、書きものをつづけています。
仕上がらないことには本づくりに進めない。
書いているとき、本の形にするなら、紙がどんなものを使うか、表紙はどうするか、内容がこうだからこれしかない……など、ひらめくと、書くものもはかどります。
一旦書きあげたあとでも、実際ページを割りあてて文章を流しこんだあとで、本の形に合わせて文章を変えていったりします。形に呼応させて内容も変化させるのが、ひとりで作る自由さですね。
たぶん、物語を書きたいということだけではなく、本をつくりたいのだなと思います。
本という形態が好きで、読書するひとの姿を見ることも好き。
貴重な紙、樹木です。ひとつひとつ大事に使わせていただく気持ちを忘れることなくやっていきたいです。
今書いているものも本の形はもくもくと雲になって浮かんでいます。
実際本に仕立てるのは来年の2月以降になる予定。
その前に本にしたいものもあるので、急がないけれど計画通りに進めたいところ。
これでいいの? 違くない? ほんとう? と、ジャッジする自分の視線を感じつつ、「たのしくして!」という中の人の声に耳を向けて、直し直しの秋です。